
レディースのストリートウェアブランド、X-girl(エックスガール)の2017 FALLシーズンのルックビジュアルが公開になった。
1994年にソニック・ユースのキム・ゴードンによってスタートした同ブランドは、キム自ら当時まだ無名だったクロエ・セヴィニーなどをストリートハントして、モデルとしてキャスティングするなど、90年代のガールズファッションやカルチャーを牽引した存在。
今回は「X-girlの90年代版ルックブック」をテーマに、「X-girl 1994」というタイトルで撮影された。フォトグラファーはVINAL ARCHIVE(ヴァイナル・アーカイブ)、Supreme(シュプリーム)、WACKO MARIA(ワコマリア)などのビジュアルも手がけ、現在はニューヨークを拠点に活躍している人気フォトグラファー、小浪次郎。
今回はX-girlがスタートしたニューヨークの地で、ストリートのit girlをモデルに起用したバック・トゥ・ルーツな手法を採りながら、“今”を感じさせる仕上がりになっている。
中でも注目は、モデルとして登場しているManon Macasaet(マノン・マカサエット)。ミレニアム世代のティーンエイジャーで、ストリートブランドのヴィンテージフリークとしても有名な彼女は、様々なファッションマガジンやブランドから注目されている存在。彼女のことも今後チェックが必要だ。
text : Yukihisa Takei