MUST-SEE NOW | 『MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE』@九段ハウス
2026.04.10
©Pierre Anton

歴史的邸宅に立ち現れる、マルジェラの“私的な美学”

HONEYEE.COMが、今見ておきたいアート・デザイン展を毎週金曜日に紹介。この「MUST-SEE NOW」を参考に、今週末の“To Doリスト”に加えてみては?

2008年にファション界を去ったマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が、日本初の大規模個展『MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE』を、登録有形文化財である「九段ハウス」で、2026年4月11日(土)〜29日(水)に開催する。

今回の展示構成およびキュレーションはすべてマルジェラ自身が手がけており、本展では1927年竣工のスペイン様式の邸宅という歴史的空間を舞台に、ビジュアルアーティストとしての作品をインスタレーション形式で紹介する。

©MARTIN MARGIELA

再利用や分解、変容といったテーマを探究しながら、日常の中に潜む見過ごされがちな対象に新たな視点を与える作品群は、コラージュや絵画、彫刻、映像など多様な手法で構成。

生活の痕跡が残る邸宅に作品を配置するという選択は、作家にとって重要な"私的な空気感"を体現するものとして、作品と親密な距離で向き合う体験へと来場者を導く。

©Kudan House

2000年には、東京・恵比寿の邸宅にてMaison Margiela(メゾンマルジェラ)の世界初店舗をオープンし、空間全体にコレクションを展示したマルジェラ。四半世紀を経て再び東京の地で魅せる、その新たな境地に注目したい。

<Information>
『MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE』
会期:2026年4月11日(土)〜29日(水)
開館時間:10:00〜19:00(最終入場18:00) / 最終日のみ最終入場16:00、閉館時間17:00
会場:九段ハウス 東京都千代田区九段北1-15-9 MAP
観覧料:一般 ¥2,500
公式サイト:https://martinmargielaatkudanhouse.jp/