NICENESS が2026年春夏キャンペーンを公開
2025.12.17

日本を舞台に、現代の民藝をフォトグラファー Piczo が撮り下ろす

NICENESS(ナイスネス)が2026年シーズンのローンチに際し、フォトグラファーのPiczoと日本各地で撮影したキャンペーンビジュアルを公開した。

NICENESSではこれまで世界各地の文化を着想源に、シーズンごとに縁のある土地を巡りながらキャンペーンを制作してきた。今シーズンは"日本の精神、伝統と実験を往還する現代の民藝"をテーマに掲げ、日本を舞台にキャンペーンを展開。

今回も撮影を手がけたフォトグラファーのPiczoは、長年の拠点であったロンドンを離れ、故郷である大阪へと帰郷したことで、本コレクションが内包する背景と静かに共鳴をする。大阪から東京へと向かう旅路は、東海道五十三次を想起させる日本的な移動の象徴でもあり、都市と自然、記憶と現在のあいだに横たわる曖昧な境界を映し出す。

風景に潜む時間の層や、日常に滲む微かな違和感を捉えながら、陶芸作家・河井寛次郎や画家・須田剋太に通じる精神性を、服づくりへと落とし込むNICENESSの思想が交差。

日本という土地の再解釈、 そしてファッションを通じて現代における民藝の姿を問いかけるキャンペーンを作り上げた。

Creative Direction & Photography: Piczo
Art Direction: Kenji Ishiki (Vowel Inc.)
Model : Shoya (CINQ DEUX UN)
Styling: NICENESS Team
Production: Vowel Inc.