
インディゴが“こだま”する、デザイナー・津吉学による対話の記録
デザイナー・津吉学が手がけるFDMTL(ファンダメンタル)が、「Rakuten Fashion Week TOKYO」で2026年初夏コレクションを発表した。
「これは一生に一度の思い出である」とデザイナー自身が語った昨年のショーから、3回目の開催となった今回のショーでは、“Echo of [ ]”をテーマに「自分は何者なのか」を問う対話からコレクションを作り上げたという。
ブランドのDNAであるインディゴを“こだま”させることで、今シーズンはさらなるその可能性や新たなカタチを探った。序盤から印象的だったのは、ジャケットとしてもパンツとしても着用可能な二面性を持ったデニムアイテムの数々。その後も光沢と鮮やかなカラーが目を引くサテン生地を使ったテーラリングジャケットやシャツなど、これまで見せることのなかったデザインも披露した。
さらに会場では川谷絵音も参加するインストゥルメンタルバンド「ichikoro(イチコロ)が」による力強いパフォーマスがショーに花を添え、ブランド設立20周年を迎えたことで、“服屋”からデザイナーとして自覚をしたという津吉の気概も感じれれた。
[INFORMATION]
FDMTL
https://fdmtl.com/
https://www.instagram.com/fdmtldenim/