“架空の民族“をスパイスに着やすさと軽さを追求したコレクション
Text Yukihisa Takei
パリメンズファッションウィークにおいて、UNDERCOVER の2025SSコレクションが発表された。
ショーの冒頭では、メルボルンを拠点に活躍するミステリアスなビジュアル、そして東洋と西洋を掛け合わせた摩訶不思議な音楽で世界中から注目されている3ピースバンド、Glass Beams による今回のショーのために作られた演奏映像が流れ、コレクションのイメージを創出。今回のコレクションは、彼らから大きなインスピレーションを得ているという。
“Lost Cloud”というタイトルで、“架空の民族“をスパイスに着やすさと軽さを追求した2025SSコレクション。ランウェイで発表されたのは、メンズウェアにウィメンズのデザイン要素を取り入れ、中性的なイメージに焦点を合わせたルックの数々。ショーに登場する絵画は高橋盾による油彩とイタリアのペインターRobert Bosisioによるものだという。
コラボレーションにおいては、Championとのリラックスしたスウェットの上下、Justin Davis、NOGUCHI、SEE REAL FLOWERSとのジュエリー、BRIGITTE TANAKAとのバッグ、KIJIMA TAKAYUKIとのハット、Guidiとのブーツ、そしてnonnative とrigとのトリプルコラボレーションのサンダルも登場している。
©2025 Robert Bosisio
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