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| アルバム『SENSUOUS』収録楽曲のために作られたミュージックビデオ集『SENSURROUND』と02-04に行なわれたワールドツアーのライブ映像を収めた『from Nakameguro to Everywhere tour '02-'04』の2タイトルのDVDを3月19日に同時リリースしたコーネリアス。さらには、3月30日の東京国際フォーラム、4月5日・愛知県勤労会館、4月12日・グランキューブ大阪の東名阪ホールツアーも決定。このように活気づくコーネリアス・グループの“バンド活動”における、ライブとは、そして映像とは何か、との問いに
コーネリアス=小山田圭吾が答える。 |
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| ── ミュージックビデオとライブ映像のDVDを、それぞれ同時にリリースするというのは、どんな意図が? |
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| 小山田圭吾(以下:O) |
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「(最新アルバム)『sensuous』をリリースしたのが一昨年の10月くらいだったんですけど、その頃から映像は作ってたんです。今回ホールツアーを行うというタイミングで、『sensuous』の映像が全て揃ってきたのが、この『SENSURROUND』です。同時に出る『from Nakameguro to Everywhere tour '02-'04 』は前のツアーで撮りためていた映像なのですが、このタイミングで一緒に出すのがいかなという感じで」 |
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| ── 『SENSURROUND』は、基本的には『sensuous』の一般的にはPV集という形ですけれど、アルバムをリリースした時点でひとつの映像作品集にする考えで作っていたんですか? |
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| O: |
「『sensuous』プロジェクトの一つの作品としてDVDを作ろうというのは念頭にありましたね。そもそも、僕の場合は、ライブでのプロジェクションとしての存在がメインなんでPVと呼ばれるものとは違うんです。それと、オーディオビジュアルとしてのアルバムを作りたいという意味でもPVとは少し違う、映像と音楽によるひとつの作品という意識で考えています」 |
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── 映像は楽曲ごとにディレクターと作っていく訳ですよね。それは小山田さんと映像ディレクターとの共同作業でやっているんですか? |
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| O: |
「今回ほとんどの映像を作っているのが辻川(幸一郎)君なんですけれど、彼とは濃い打ち合わせを何度もしました。で、今回辻川君以外に高木正勝君とグルーヴィジョンズに一曲づつお願いしているんですが、それに関してはほとんど打ち合わせはなかったです。グルーヴィジョンズの方は『sensuous』のアルバムを出す前、sound by visionというイベントに出た時に作ってもらった映像です。高木君の方はsound&recording magazineという雑誌の200号記念用に一緒に作ったものです。そういう訳でその2曲は最初からあって、それ以外は辻川君と一緒にやりました。辻川君はもう10年くらいコーネリアスの映像を作ってくれていて、アルバムの音を作っている段階からお互い作品を見せ合って話しながら作っていきました」 |
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| ── 辻川さんとの映像作品はコーネリアスというプロジェクトの“映像部門”という感じでしょうか? |
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| O: |
「特に今回は完全にそういう感じになっていて、ライブで言うギター、ベース、ドラムのような、バンドの一つのパートぐらいに大きな役割を持っています」 |
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| ── 打ち合わせの時というのは、小山田さんからも具体的なアイディアを出したりもするんですか? |
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| O: |
「そうですね。打ち合わせと言っても時間を決めて机を囲んでという感じではなくて、家も近所なんでフラっと寄ってダラ話的な時間が長いんですけど、そういう時間の中で出てくるアイディアを一つ一つ絞り込んでいったという感じですね」 |
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| ── 制作にすごく時間がかかっていそうですよね? |
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| O: |
「ずっと作っていた訳ではないですけど一昨年くらいから制作は始めて、できたのは先月くらいですね。それ以前の構想の部分を入れるとすごく長いかな。撮影自体は時間がかかっているのもあれば、凝縮した時間でハードに作っているのもあります。どれも手間はかかっていますね。今回はアルバムの楽曲全てに対し映像を作ろうというのが念頭にあったので、アイディアを一曲に集中させて濃くし過ぎるんではなくて、全体を見ながらそれぞれ曲の役割や撮影方法を考えながら作りました」 |
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| ── 作品がすべて揃って一つのバランスをとっている、と。 |
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| O: |
「そうです。そういう作り方って、中々ないじゃないですか。全曲に映像をつけるというのもまず無いですし。アルバムのアートワークと連動させたりということも出来る。よりアルバムっぽい作り方ですね」 |
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