「ウェア(着る)」から「アウェア(気づく)」へ。このたび、オーガニックコットンブランド「Skinware」が、「SkinAware」へとブランドリニューアル。オーガニックやフェアトレードを意識することで、自分たちが住む地球の強さや優しさに改めて気づき、感謝していく。そこに在る自分自身そのものが奇跡のようなものだと気づき、慈しむ。そして自身の肌が心地よく感じることこそが、美に繋がると気づいていく──、ミクロからマクロまでの気づき“Aware”を誘発していくような、そんな魅力的な世界観に生まれ変わった。
スキンアウェアの世界にはじめて触れたとき、多くの人が「こんなワンマイルウェアを探していた」と感嘆するはずだ。これまでの「オーガニックコットンの服」のイメージを覆す、ソリッドなデザインとシックなカラーバリエーション。しかもそのカラーたちはボタニカルダイ(植物染め)によるものだ。その着心地は、ふっくらとやわらか。環境にいいものをチョイスしようとするとき、私たちは決して禁欲的になる必要はなく、感覚をきちんと研ぎ澄ませれば、むしろ本質的に美しいものに出会えるのだということをスキンアウェアは教えてくれる。
そんなスキンアウェアから、初のルーム・ファブリックミスト「アースミスト バイ スキンアウェア」が登場する。オリジナルブレンドの精油と水のみで構成されており、界面活性剤やアルコールも不使用。精油は通常水にはなじまない性質を持つため、ミストにするにはアルコールをはじめとする分散剤を入れる必要があるが、特殊技術を用いることでそこをクリアにした。アルコールが苦手な人でも安心して使用できるほか、精油の香りをより純粋に、ダイレクトに感じることができるのもうれしいところ。ここにもピュアでソリッドなスキンアウェアのフィロソフィが息づいている。
香りは3種類。「モーニング ブルーム」は、ペパーミントやローズマリー、スウィートオレンジをブレンドした、1日のはじまりに蕾から花開くようなみずみずしい目覚めを促す美しい香り。「パッシング レイン」は、ヒノキ、シダーウッド ヴァージニア、クスノキなどをブレンドした、雨上がりの静寂のなかで、生命力溢れた森と大地が放つような神聖な香り。「ラディアント ジャングル」は、レモンユーカリやニームエキスなどをブレンドした、ジャングルの奥深くに眠る神秘性に触れるような、爽やかで心地よい香り。これは虫が好まない香りのブレンドでもあり、アウトドアでの使用にも最適だ。
それぞれの香りのブレンドは、さすがスキンアウェアだと唸るような物語性を持ち、目を閉じれば地球の、大地の壮大さ、神秘性、そんなものを想起させる。 肌が触れて喜ぶ、心地よく感じる。そのきっかけは布だけでなく、こんなフレグランスミストにだって潜んでいる。香りが誘うみずみずしい歓喜に身を任せてみてほしい。
text: AYANA