
物事が目まぐるしく変わりいくこの世の中において、人間が本来持つべき真の豊かさを提案するBLOOM&BRANCH(ブルーム アンド ブランチ)。オープンから3年の時を経て、なお確かな存在感を示すこのセレクトショップが、新たなオリジナルレーベルとなるKIJI(キジ)をスタートさせた。
KIJIとは、日本の国鳥である「雉」と素材の「生地」を掛け合わせて命名されたもの。日本のものづくりの技術を用い、生地本来のおもしろさと可能性を引き出していくという狙いが込められている。衣服だけでなく、ファッション小物を含むバラエティに富んだラインナップで展開されるというから、今後とも注目していきたい。なお、記念すべき第一弾となるアイテムは以下の通り。

(左から)デニムパンツ“MOEGI”20,000円、“KACHI”23,000円[ともに税抜き]
岡山にて生産されるリジットセルビッチデニムシリーズ。季節を問わず快適に穿けるよう、やわらかさと穿き心地のよさにこだわり、緯糸にはテンセル、経糸にはコットンを使用する。今回リリースされるのは、ユニセックスモデルとなるスラックスタイプの“KOGANE”、1950年代のデュード・ランチパンツがベースの“MOEGI”、ワイドかつテーパードシルエットの“KACHI”、ウイメンズモデルとなるマリンパンツ“HAKUJI”の4アイテム。

(上2点)キャップ“POLO CAP”各10,500円、(下2点)“OLD FISHERMAN CAP”各10,500円[すべて税抜き]
やわらかなデニム地を用いたキャップは、ヨーロッパのフィッシャーマンキャップにワークテイストをプラスしたものと、ヴィンテージの子供用ポロキャップを忠実に再現したものの2種類。ともにユニセックスのモデルとなる。

Tricker’s for KIJI“CHURCHILL”(メンズサイズ)、“VICTORIA”(ウィメンズサイズ) 各46,000円[すべて税抜き]
トリッカーズとのコラボレーションシューズ。ブランドの名品のひとつであるルームシューズに、雉モチーフの刺繍を施したもの。今回はKIJIのブランドカラーとなるグリーンのほか、ネイビーとブラックの展開となるが、シーズンごとに色を変えて展開していく予定とのこと。

Takuya Sudo for KIJI「桃太郎シリーズ六角皿」24,000円[税抜き]
陶磁器作家の須藤拓也に特注した「桃太郎シリーズ六角皿」は、限定での展開。主人公の桃太郎に加え、雉、猿、犬の4種がセットとなる。グラフィックデザイナー出身の作家による、唐草模様とキャラクターの図柄に注目を。
Text: Yusuke Matsuyama
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