バーゼルワールド2017で発表されたロレックスのコレクションの中で最も注目を集めているのが、「オイスター パーペチュアル シードゥエラー」であろう。
昨年のバーゼルワールド2016年で発表され、1965年当時のモデルにインスパイアされたブラック セロクロム ベゼルインサートの採用が話題を呼んだ「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」と同じようなアプローチから、文字盤には1967年発表の初代モデルと同じように「Sea-Dweller」の名が赤字で記されている。
スペックは前作から大幅に変更。ケース径は43mmに拡大し、 ロレックスの新世代ムーブメント、キャリバー3235を搭載。「オイスター パーペチュアル シードゥエラー」のシリーズでは初となるサイクロップスレンズを採用している。
当然ながらダイバーズウォッチらしい機能の充実は目を見張るものがある。ヘリウム排出バルブが搭載されている専用ケースは水深1,220mの防水性能を備えている。ロレックスが特許を取得する、耐傷性に優れ、紫外線の影響を受けにくいブラック セロクロム ベゼルインサート、暗闇でも優れた視認性を提供するブルーに発光する長時間継続のルミネッセンスが採用されたアワーマーカーと針のほか、独自のダブルエクステンションシステムにより、ダイビングスーツの上からでも 快適に装着することができる904Lスチールのオイスターブレスレットを装備する。
気になる発売は今春ごろを予定。夏が訪れる前にぜひ店頭でのチェックをおすすめしたい一本である。
text:Tsuneyuki Tokano
ロレックス オイスター パーペチュアル シードゥエラー
Ref.126600、自動巻き(Cal.3235)、904Lスチールケース&ブレスレット、ケース径43㎜、1220m防水/108万円[税抜予価]
[問]日本ロレックス
tel:03-3216-5671
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