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LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)が、新たなメンズ アーティスティック・ディレクターとして、Off-White c/o Virgil Ablo™(オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™)のヴァージル・アブローを起用することを発表した。
2018年秋冬コレクションをもって退任したキム・ジョーンズ(彼は2018年春夏よりディオール オムを手がけることが明らかになっている)の後任となるヴァージル・アブローは、以下のようにコメントしている。
「ルイ・ヴィトン メンズ アーティスティック・ディレクターの役割をお受けすることは、非常に光栄なことです。ルイ・ヴィトンのヘリテージとクリエーションは、私にとって重要なインスピレーションです。この 2 つの要素に目を向けながら、 現代に沿ったクリエーションを展開していきたいと思います」
また、ルイ・ヴィトン代表取締役会長兼CEOのマイケル・バークのコメントは下記。
「2006 年にフェンディで一緒に仕事をして以来、ヴァージルの才能が徐々に開花していく様子を大きな興味をもって見てきました。そして今、生まれながらのクリエイティビティと既存の概念を打ち砕くようなアプローチによって、彼がファッションの世界だけでなく今日のポピュラーカルチャー界においても重要人物となったことを非常に嬉しく思っています。ラグジュアリー、そしてサヴォアフェールに対する彼の研ぎ澄まされた感性は、ルイ・ヴィトンのメンズウェアが未来へ向けて進化する上で、大いに役立ってくれることでしょう」
ヴァージル・アブローが手がける初のルイ・ヴィトンのコレクションは、2018年6月に、2019年春夏シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウィークで発表予定。
text: Ryu Nakaoka