

FEATURE / FASHION 05 OCT 2018
神戸で尖ったブランドの魅力を伝えコミュニティを作る店──LANDLORD川西連載 MUKTA編
text: Ryu Nakaoka
LANDLORD(ランドロード)のクリエイティブディレクター、川西遼平が会いたいクリエイターのもとを訪ねるインタビュー連載。今回のゲストは、神戸のセレクトショップMUKTA(ムクタ)のオーナー、宮崎雅也。
神戸の三宮駅から徒歩10分ほど、周りにファッション系の店など何もなく、人通りも少ない裏通りに、MUKTAはある。この店が取り扱うのは尖ったデザイナーの手がける服ばかりで、中でも主力のSULVAM(サルバム)は毎シーズンほぼ全型を仕入れて定価で売り切り、サルバムを世界一売り上げる店舗だという。そして、セールは全く行わない方針。こうしたMUKTAの独自のスタイルに取り扱いブランドのデザイナーたちは厚い信頼を寄せており、川西も例外ではない。
決して好立地とは言えない場所で、オーナー含めて4人のスタッフで作り上げる店が、いかにして熱狂的なファンを獲得しているのか? LANDLORDの取り扱いを記念して8月にMUKTAが開催したパーティの際に、インタビューを敢行。